2003年3月議会 |
このページの最後の『入間市議会議録への絞込リンク』により、 当議会の宮岡治郎の質疑と市執行部の答弁の詳細を見ることができます。 |
交通行政 鉄道利用環境の整備について |
1.西武池袋線の速達性向上(スピードアップ)に即応した施策を | |
![]() (1) 3月12日のダイヤ改正による付加価値を多くの市民に拡大すべく、市内各駅を中心とした交通体系の整備が効率的・効果的な施策と考えるが (2) 武蔵藤沢駅西口交通広場の完成後、交通の結節の円滑化による波及効果をどう予想するか 答弁 市長 (1) 利便性が増して来た事は歓迎する。駅への交通アクセスの問題は、総論としては同意するが、各論となると色々な要素が絡み合って交通渋滞が発生する。細部の現状調査や改善する事にはやぶさかでは無い。根本的に駅周辺を改善をしないと整備できない面もあるが、可能な限りの検討はする。 (2) 充分動向を見据えながら検討していかなければならない。入間市の東の玄関であるといった観点から、地域活性化策で乗降客数も増加する。慎重に対応しなければならない。バスは2系統分などを予定。その他の乗降場等を充分調整したい。 歩道については交通バリアフリー法等を活用して整備を進める。タクシーと自家用車の処理の問題・調和が難しい課題である。駐輪場にしても、若干は離れた場所でも受忍してもらう事もある。地域住民や利用者の意見を聞きながら理想に近いかたちで整備したい。 |
2.JR八高線の輸送力の確保と需要の促進を
質問 宮岡治郎 (1) 沿線自治体による各種協議会の構成と実績は (2) 利用者について市独自の調査を行っているか (3) 需要促進のための対策を試みているか 答弁 企画部長 (1) 八王子から高崎までの自治体で構成される電車化促進期成同盟会で、全線の複線化、 電車化を目指す。要望活動等により、八王子高麗川間複線化促進協議会は、複線化推進に より、平成8年一部電車化、冷暖房、スピードアップの車両の導入が要望の成果である。 (2) 平成12年2月と14年の2月に市で現地調査した。比較して大きな変化はなかった。 朝の上りと夕刻から夜間の下りが多い。平成12年2月で3,150人、平成14年2月で 3,356人と、206人増加している。調査日が一日なので、単純な比較は出来ないが、 金子中央の開発による利用者増が考えられる。JR東日本に基礎資料として報告している。 (3) さまざまな要望活動を行っている。4月から『元気な入間ふれあい散歩道』を新設する。 金子駅を起終点とするコースを設け、金子駅と八高線の利用促進に資するため、案内板や パンフレットの整備を進めている。ウォーキングイベントの企画もある。 協議会の事業では、『八高線のまちづくりリレーパネル展』を、市民ギャラリーで2月に 開催した。更に、市民向けPRパンフレットも作成し配布している。
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文化行政 図書館の利用状況と対応について |
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1.市民の利用状況の全般的な傾向 | ||||
質問 宮岡治郎 (1) 季節や曜日別・時間帯別に利用度の差異は (2) 市内全4館それぞれの利用形態の特徴は (3) 所沢市・狭山市・飯能市との相互利用の現状 答弁 教育長 (1) 季節では、調べ学習の時期の6月から8月の夏季が大変多い。曜日については、土日が多く通常の1.5倍。時間帯では、午前10時から正午と午後2時から5時が多く、特に午後4時から5時が最も混雑する。 (2) 本館では、利用者が大変多い。西武分館では、調べ学習の閲覧室が特徴である。 金子分館では、児童向け図書が多く、新興住宅の方々が親子で利用に来ている。 藤沢分館では、ティーンズ向け図書、雑誌の利用者が多い。 (3) 本館には狭山市民、西武分館には飯能・狭山市民、藤沢分館には所沢市民の利用が多く。1対3の比率で他市からの利用が、他市への利用を上回る。
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2.図書館側の対応の現状と今後の可能性 | ||
![]() (1) インターネット利用の普及への対応と課題は (2) 利用者の実態に即した開館日・開館時間帯・業務内容の変更や職員配置体制に転換は 答弁 生涯学習部長 (1) 12年度に比べ14年度は4倍に増加する。平成15年度から、受信の際の暗号化を進め、利用者のデータの保護に努める。今後の課題としては、利用者の予約状況の順番等がインターネット上で受信できるように研究を進める。 (2) 平成15年度試行的に、年8日の祝日開館の体制作りを進める。なお、翌日は休館せず運営する。本館が実施している夜間開館は、夏季のみ毎水曜日実施しているが、7時から8時までの利用実績が低いので、試行的に夜7時までとする。 |
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