【入間市全域版】

2004年06月議会


《 まちづくり 》

武蔵藤沢駅と周辺について

武蔵藤沢駅 質問 宮岡治郎
 駅西口側整備と東口開設が、ほぼ同時進行と結果的になりそうだが、全体の展望はどうか

答弁 企画部長
 西口駅前交通広場築造で駅舎移築の時期に、昨年西武鉄道から、国の補助事業を活用しての駅舎橋上化並びに自由通路の設置により東口開設の提案があった。計画では平成17年度調査設計、平成18・19年度で工事のスケジュールとして考えている。補助事業の国の採択を俟つ。
 
質問 宮岡治郎
 狭山市・入間市合併協議会の「新市建設計画」の中に駅自由通路を加え、合併後の合併特例債の対象事業とする可能性はあるか

答弁 企画部長
 合併協議会事務局内部で細部の調整の上、小委員会を経て、協議会で決定の必要がある。 埼玉県との協議を経る必要もある。課題があるので明確な回答は出来ない。狭山市との行政境に近く、一体性の確立を図るために、必要な事業と考える。調整をしている段階である。可能ならば、合併特例債を利用する事業として位置付けてゆきたい。
 
質問 宮岡治郎
 東口開設の場合、駅乗降客増加の見込みは

答弁 企画部長
 現在西口利用者が東口に移ることが中心と考えられる。東口の駅前交通広場整備が無く、大きく増加しないと考えている。

質問 宮岡治郎
 東口開設及び駅自由通路の整備と、周辺住民の生活の利便性向上との、費用対効果は

答弁 企画部長
 一定の費用対効果が見込める。他に、駅舎移転の絶好の機会を捉えて、将来東口駅前整備をするための先行投資としての効果が大きく見込まれる。

質問 宮岡治郎
 駅東側の大型商業施設の新設によって、西口の土地区画整理事業に影響はあるか

答弁 区画整理部長
 平成15年度末で8割を超える進捗率となっている。予定通り順調に進めることが出来るのではないかと考えている。特に中央通り線を中心に大小の小売施設が立地し、沿線の土地利用が本格化しつつある。駅前広場が完成すれば、至近距離での土地活用も進むのではないかと考えている。保留地処分も活発な動きが感じられる。東口の大型商業施設のオープンや自由通路の実現で、利便性も高まり、活性化にも影響を与える。少なくともマイナス的な要因は与えないのでは無いかと考えている。

質問 宮岡治郎
 西口交通広場の設計はどこまで進んでいるのか。設計の変更はあり得るのか

答弁 区画整理部長
 基本設計は平成14年度に完了。平成15年度に実施設計を発注したが、橋上駅化が浮上し、その計画を見極めるため、繰越して成り行きを見守っている。基本的な部分の設計変更はない。広場内のレイアウトの変更は生じるであろう。

《 消防行政 》

三市消防の広域化について

三市消防広域化 質問 宮岡治郎
 入間市・狭山市・所沢市の3市広域消防連絡協議会の組織と協議内容は

答弁 消防長
 2月19日に発足。3市の市長・消防長・消防団長で構成されている。消防広域化実施計画を受けて協議し最終的な判断をする。検討委員会、幹事会、専門部会が4月から設置されている。所沢市消防本部内に広域消防推進課が設置され事務を扱っている。

質問 宮岡治郎
 広域化の実施計画が当初より早くなった理由は

答弁 消防長
 合併討議以前からの検討課題であった。合併前に広域化を図ることが経済的にも事務的にもより効率的で、容易であると判断した。

質問 宮岡治郎
 計画は人口規模等でどの規模となるか

答弁 消防長
 管内人口規模で、埼玉県ではさいたま市消防局に次いで2番目、全国的にも18番目の規模となる予想。消防サービスを効率良く実現出来るものと思っている。

質問 宮岡治郎
 消防の基準を、どの程度達成出来るのか

答弁 消防長
 広域に合わせて施設や人員を増設増強するものではない。数値てきには現況と大差ない。災害に対する初動時の活動体制については事務要員を統合することにより、配置することが出来、充実強化が図れる。

質問 宮岡治郎
 化学消防の高度化は具体的にどうなるのか

答弁 消防長
 入間市単独では、大規模災害やテロ災害、集団救急事故が発生した場合の対応は困難。 三市が保有する特殊災害用の資機材の数量や種類が増えることにより、初動対応できる隊員の数を増員が可能。高規格救急自動車4台が17台となる。   

質問 宮岡治郎
 近年の3市間の国道や県道等の整備状況は、分署の配置と関連して、協議の対象となるのか

答弁 消防長
 3市の広域化は新たに消防署・分署の設置等は考えていない。現在設置の署所でスタートする。各署所の管轄地域の設定については、この整備効果が反映すると思われる。

質問 宮岡治郎
 消防庁の通達、「女性消防職員の採用、職域拡大等に係る事項」は、検討されているか

答弁 消防長
 現時点では特に検討課題に取り上げられていない。救命救急士で当直勤務、あるいは通信指令係の救急隊員として、女性が勤務している状態。採用などについては、広域後の消防本部の課題とさせていただく。

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