【入間市全域版】

2004年9月議会


《 学校教育 》

 小・中学校での環境教育について

環境教育 質問 宮岡治郎
 特に、専門的な科学教育や、一般市民への啓発活動とは別の、義務教育で環境教育を行う理念は何か。

答弁 教育長
 環境に対する責任と役割を理解し、環境保全に参加する態度と、環境問題を解決する能力を、育成すること。更に自ら選択・行動できることである。
 
質問 宮岡治郎
 小学校の環境教育副読本は、1〜3年生と4〜6年生の2段階区分であるが、指導上の支障はないか。

答弁 教育長
 教科書に対する補助的な教材で、発達段階で2冊に分冊するのが最も良いと考えている。低学年では身近な自然探検といった教材が多い。支障はないと考えている。
 
質問 宮岡治郎
 民間の調査や研究も進んでいるが、協働の「環境教材作成委員会」を立ち上げる可能性は。

答弁 教育長
 まず学習主導要領から教育活動全体を分析して行っている。教育活動を熟知している教員で編纂をしている。専門家には、必要に応じて意見を求めている。

質問 宮岡治郎
 入間川・霞川・不老川等流域の河川浄化団体の活動は、扱われているか

答弁 企画部長
 昨年の改訂では、小学校4、5、6年用の副読本では、「霞川をきれいにする会」による河川の浄化について取り上げている。

《 生涯学習 》

博物館の「入間川合同企画展」について

入間川合同企画展 質問 宮岡治郎
 「入間川再発見!」写真展「入間川今昔−源流から下流へ−」での反響は。

答弁 生涯学習部長
 プレ展示として、6月から巡回して展示している。入間川上流から下流を通して、今と昔が良く分かった、入間川と流域地域とのかかわりが読めてきた、企画展を心待ちにしている、といった反響があった。

質問 宮岡治郎
 名栗村、飯能市、入間市、狭山市、川越市の入間川流域自治体の、合同企画の意義は何か。

答弁 生涯学習部長
 住んでいる地域は知っていても、源流や上流、中流、下流について自然、 歴史、文化についてまだまだ知らない点がたくさんある。流域4市1村が連携し、資料を集め、知られざる面を紹介する。人々の理解と交流が一層深まると思っている。

質問 宮岡治郎
 自然系・人文系で、どのような内容の展示が各博物館でそれぞれ分担されるのか。

答弁 生涯学習部長
 各館の事情の格差により、統一した展示内容で巡回方法は取れなかった。出来る限りいろいろな角度で、それぞれ 名栗村は「写真展」、飯能市は「筏師が見た入間川」、入間市は「入間川の自然とくらし」、狭山市は「狂言『入間川』の世界」、狭山市立こども動物園では「入間川の魚展」、川越市は「中世社会と入間川流域」を展示する。

質問 宮岡治郎
 博物館側として、小・中学校との博学連携事業はどうするか。

答弁 生涯学習部長
 色々な手段と方法で、PRして多くの児童・生徒、保護者にご覧いただきたい。分担執筆する「共同展示図録」については、県西部教育事務所管内のすべての小・中学校に配布し、教材として活用していただけると思っている。模型やパネルの貸し出しもして行きたい。

《 福 祉 》

視覚障害者への福祉施策について

視覚障害者への福祉施策 質問 宮岡治郎
 市内の視覚障害者の生活状況と意識を、どう把握しているか。

答弁 福祉部長
 視覚障害者所持者277人、1、2級の重度視覚障害者は165人となっている。補装具、障害を補う日常生活用具の給付を行っている。特別障害者手当もある。
 職業的支援では、失業率の高い、厳しい経済状況の中で、雇用主の理解と協力が必要。各種団体の雇用の促進を図ってゆく。

質問 宮岡治郎
 ガイドヘルパー事業や、点訳・録音などのボランティア団体の現状はどうなっているか。

答弁 福祉部長
 ガイドヘルパーについては、平成14年度までは、事業として、平成15年度からは、支援費制度となっている。点訳については「入間六つ星会」、録音については「録音ボランティアはづき」が、ボランティア団体としてある。

質問 宮岡治郎
 健康福祉センター内の点訳室や録音室の設備や利用形態は、どのようになっているか。

答弁 健康福祉センター所長
 情報提供媒体を制作する場、交流の場として開設されている。
 点訳室には、自動点訳ソフト付きパソコン2台と点字プリンター2台を含む3台のプリンターが設置してある。録音室には、音声データのデジタル化システムでは、音声編集つきパソコン1台、モニター1台、カセット、CD、MD、DVDドライブ等の機器を設置してある。
 利用形態としては、「広報入間」、「議会だより」、「社協だより」、などの点訳や録音がある。点訳奉仕者については、年10回の講習を実施している。

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