【入間市全域版】

2004年12月議会


《 まちづくり 》

 入間市駅南口周辺の市街地整備事業について

入間市駅南口周辺の街づくり 質問 宮岡治郎 
 入間市駅南口交通広場に始まる一連の整備事業が、ひとまず終盤となっているが、事業の当初の目的、途中の経過、現状についての認識は。

答弁 市長 
 市民参画型の区画整理事業と思っている。商業核の形成、小・中学校の移転を前提に進めた。
現状認識としては、大型百貨店や複合映画館の多くの来客により、商業核という当初の目的は満たされている。一般の戸建住宅などの混在の問題点はある。中心の駐車場の空地も埋めてゆきたい。

質問 宮岡治郎
 入間市駅と入間市中央部との車両通行の円滑化にも貢献した事業と評価するが、東金子、金子、宮寺、二本木とのアクセスへの波及効果はどうか。

答弁 市長
 交通問題で、渋滞の解消は、青梅・入間線も含めて、国道16号線の渋滞にも関連するが、駅周辺の整備の波及効果はある。圏央道が中央道につながれば、国道16号線の渋滞も緩和される。

質問 宮岡治郎
 この地区全体の、来客の回遊性を促進策はどうか。

答弁 市長
 回遊性の問題は総合的に考える。ペデストリアンデッキは、月平均3万人位の往来がある。2,200台の駐車台数などの、潜在的な価値を利用して、努力をはかる。
販売促進で地域協力の「いるまんなかスタンプラリー」の取り組みもある。扇町屋の空き店舗対策、駿河台大学と入間市、市商工会で『駿大ふれあいハウス』をオープンする。

質問 宮岡治郎
 都市計画道路の富士見通り線や馬頭坂線の開通による、交通渋滞の解消の効果は期待できるか。

答弁 市長
 富士見通り線や馬頭坂線、特に狭山入間縦貫道も含め旧463号線行政道路が迂回路となり、交通状況の緩和が促進できるように努力する。

《 福 祉 》

介護保険について

介護保険質問 宮岡治郎
 おおよそ種類ごとのサービスの利用状況はどうか。

答弁 福祉部長 
 利用状況は、10月末現在前年比で、給付費の居宅が13.8%、施設が14.48%の増加となっている。利用目的では、訪問21%、通所13.6%、用具貸与27.80%の増加である。

質問 宮岡治郎
 認定者数の出現率と、今後の推移の予想は。

答弁 福祉部長

 出現率は、10月末現在65歳以上22,070人の中、認定者数2,832人で、12.83%となる。平成19年度に13%で認定者数3,380人と推計している。団塊の世代が65歳となる平成25年前後に特に増えると見込まれる。

質問 宮岡治郎
 要介護者の不満には、どのようなものがある。

答弁 福祉部長
 不満はほとんどない。介護度が下がった場合などの不満が3件。

質問 宮岡治郎
 その場合、不満についての対応はどうしているのか。

答弁 福祉部長
 対応として、担当者が訪問し、直接説明している。

質問 宮岡治郎
 平成15年度から17年度の3か年間の事業計画の介護給付費は、当初の予定通りに進んでいるのか。

答弁 福祉部長
 当初の計画通り推移している。平成17年度の給付費では、特別養護老人ホームの増床により、増加が見込まれる。
    
質問 宮岡治郎
 国の制度の見直しの方向性と、当市の考え方はどうか。

答弁 福祉部長
 最終調整はまだ付かない。例えば、若年層への保険料負担拡大は、12月7日、全国市長会外地方5団体などの要求で、次回平成19年度以降に制度改正が見送られる。
市としては、若年層への理解が難しいので、十分な検討が必要と考える。

質問 宮岡治郎
 制度見直しへの対応の検討はなされているのか

答弁 福祉部長
 第3期に向け、アンケート調査の事務処理で、今後の動向を見守る。
検討課題とては、老人福祉施設は平成19年度までに388人が目標。老人保健施設は平成19年度までに284人が目標。国の参酌基準が示されるので、審議会で検討する。

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