質問 宮岡治郎
『元気な入間まちづくり基本条例』の今後はどうか。
答弁 市長
日本では、公権力に対して個人の権利も強く認められている。整合性を図りつつまちづくりに取り組んできた。市民の皆さんのソフトの部分の理念的な条例で、市民活動センターを設置して、市民活動をサポートで模索している。いろいろな提案を受けて、市民の合意で、市民と共に方向性を考えてゆきたい。
質問 宮岡治郎
特定の施設の設置等に制約的な、これまでの市の条例・規則の市民への効用はどうだったか。
答弁 市長
ラブホテル建築規制は、地域住民の環境悪化を防ぐため、条例制定をした。業者から行政不服の裁判の訴えがあったが、途中で取り下げた。抑止力としての効果はあった。墓苑形成についても、条例によって、結果としては動きを止めている。産業廃棄物業についても、条例で結果的に抑止的な効果はあった。ペット霊園は、日高市で問題があり抑止として制定した。
ワンルームマンションの規制は、居住者も含めて、駐車やゴミなどでの周辺環境保全が図られた。トラブルの相談は激減している。
質問 宮岡治郎
『地区計画』の手続だけではなく、成立全体を指導するような条例の制定はどうか。
答弁 市長
用途地域については、追認的な都市計画決定がなされたのは事実。まちづくりとしては問題があったが、個人の権利の要望もあった。『地区計画』は、住民発議であり、行政のリーダーシップで行うのは問題もある。開発の時に、相談して決めている。
質問 宮岡治郎
『武蔵野の面影』といった、全国ブランドの文化価値に配慮すれば、市の利益となるのではないか。
答弁 市長
『武蔵野の面影』は、我々には雑木林とイコールになっているイメージがある。今、次から次に開発されてしまう。加治丘陵の緑を守ることによって、市民の環境意識の高揚の場所に位置づけている。平地林についても努力はしているが、阻止する手立てはない。景観条例で定めるといっても、コンセプトを立ち上げなければならない。
|