【入間市全域版】

2007年3月議会 一般質問


《 まちづくり 》

 整ったまちづくりについて


質問 宮岡治郎

 建築制限を厳しくした場合と、緩やかにした場合の効果

答弁 市長 
 建築基準法、都市計画法等の諸法令を厳守しなければならない。用途地域の適合する建築物を制限することは出来ない。まちなみについては、地権者の同意を前提とする「地区計画」によって対応すべきであろう。開発する側と、整ったまちづくりとでは、評価は自ずから異なってくる。 

質問 宮岡治郎
 入間市の現状に照らしてどう考えるか

答弁 市長
 昭和58年の「ぶしニュータウン」の地区計画を始め、10地区都市計画決定。例えば、武蔵藤沢駅周辺地区、豊岡第一沿道整備地区では、1階部分には住宅は建築出来ない商業地区を目指した地区計画となっている。入間市の形成過程を考えれば、現行の法規で出来得る限りのまちづくりを、進めざるを得ない。


《 道路行政 》

 増大する道路維持補修費用について

質問 宮岡治郎
 道路の総延長の限界値を考えるか

答弁 建設部長
 平成18年4月現在、市道の実延長684kmで、毎年2kmずつ増える。財政的に厳しいが、民間宅地開発による道路を抑制出来ないので、限界値を定めることは出来ない。 
  
質問 宮岡治郎
 従来の都市計画道路以外の新設は、先々の負担を考慮して、慎重であるべきと思うが 

答弁 建設部長
 現在都市計画道路以外では、上藤沢〜林〜宮寺新設道路一本だけ。既存の道路でも市
民要望に十分には答えられていな状況。河川や圏央道に架かる橋についても寿命がある。
新設道路の築造は慎重にせざるを得ない。

質問 宮岡治郎
 道路の統廃合的な削減も考えるべきでは

答弁 建設部長
 払下げ等を検討するが、旧道に地下埋設物がある場合、移設に大きな費用が掛かる場
合、宅地の状況によって私権にかかわる場合は、旧道を廃止出来ない状況もある。有効
的な活用を図りたい。


《 博物館 》

 特別展『入間市を創った人たち』について

質問 宮岡治郎
 事業の目的や概要について

答弁 教育長
第一部、今日の入間を築いた人々、第二部、入間の先人達の構成で業績を紹介す
る。10月20〜11月25日まで。地域への理解を深め、まちづくりの機会を、先人から学ぶ。

質問 宮岡治郎
 人選について一応の目安はあるのか

答弁 教育長
 第一部では、産業、教育、自治などの分野を中心に紹介。  繁田武平、粕谷義三、吉川温恭、村野盛政、石川幾太郎、平岡甚蔵、平岡仙太郎。

 第二部では、武蔵武士の金子家忠、加治家貞、画家の吉川緑峰、田代嵩山、石工
の安藤茂兵衛、幼稚園の繁田くら、俳人吉原蟻友、等を紹介。 

質問 宮岡治郎
 21世紀的な視点からの評価となるのか

答弁 教育長
 人物の評価は、時代の経過によって変わるが。現在もそれぞれの人物に関係がある方
が多いため、人物の経歴、業績、作品の評価を出来るだけ客観的に紹介したい。


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