【入間市全域版】

2007年6月議会 一般質問


《 制度改革 》

 副市長の役割について

質問 宮岡治郎
 改正地方自治法による「副市長」という制度的な位置付けに、入間市ではどう対応しているか

答弁 副市長
 平成18年の法改正によって、今年4月から新設された。市長以下で検討を行い、収入役を廃止し一元化し、トップマネージメント強化で自主性・自立性を図っている。権限については、市長の補佐等に加え、積極的に政策と企画について、必要な政策を判断し執行を行う。市長の職務権限の委任で一定の事務処理が可能となった。事務の内容は今後の課題となる。かなりの部分で権限の委譲を受けて、決済している。


質問 宮岡治郎

 実態として、「副市長」はどのような事務を行っているのか

答弁 副市長
 形式的な事務処理は、助役時代と変わらない。単なる補佐ではなくラインの一員として、適正な判断を行ってゆく。意識面の違いが大きいと感じる。具体的な委任は受けていないが、従来の専決規定の他に、口頭で委ねられた一定の範囲で、自らの責任で判断を行っている。職務代理者については、通信手段が発達しており、重要事項についても、直ぐに支持・判断を仰ぐことが出来るので、必要は無いと感じる。

質問 宮岡治郎
 就任して間もないが、助役と比べて「副市長」という役職に対する、市民の反応は。

答弁 副市長
 助役制度は明治時代から長い、「副市長」という名状について、特別な反応は感じていない。「助役」については「お役所」的なイメージが強いので、「副市長」の名称は良いのではないか。


《 まちづくり 》

 学生を交えた地域活性化について

質問 宮岡治郎
 今までの取り組みと、その成果は具体的にどうか

答弁 市長
 平成16年10月から駿河台大学と、商工会も交えて協定がある。事業は文科省の補助金があった。「駿大ふれあいハウス」を設置して、7つのプロジェクトを展開している。祭りへの参加、サマーフェスティバルの企画立案をして参加。万灯まつりでの応援。通学合宿で生活指導員としてサポート。子供ボランティアとして保育手伝い・研修。子供パソコンクラブ。児童館プラネタリウム上映作品制作。FM茶ピー、入間ケーブルテレビについても制作・出演。ITサポートとして、学内でパソコン教室。就労IT夏期講座で若い市民と学生の参加。

 豊岡小学校のパソコン授業。産業支援プロジェクトとしてリサーチ活動。報告書にまとめ商業振興に貢献。消費動向調査で分析。狭山茶新茶祭りの八十八夜。ハウス運営サポート のいるプロ。模擬店運営のイヴェント。
 市民ミュージカル。いるプロ活動記録。大体で400人以上の学生が活動にかかわっている。ふれあいハウスで、開設以来1万5千人以上の市民が訪れる。
 大学が単位を与える。3割の教職員が参加。市民の中にはNPOの団体も。ボランティアが常駐。同時に、大学の公開講座に多数受講。
埼玉県西部地域雇用促進協議会の設立の発展している。生涯学習活動が14事業。大学と地域の連携事例の紹介。近隣の7大学の参加。その他、市内と近隣の大学の協力もある。

質問 宮岡治郎
 あまり予算をかけなくても、効果について有望と考えるが、活性化のための、今後の施策の方針はどうか

答弁 市長
 各地から問い合わせが多い。駿河台大学とは今後も継続する。学生自体が地域と触れ合う大切さを学ぶのは有意義ではないか。若い学生をまちづくりの資産として捉える。「産・官・学・民」の連携体制が確立できれば、と考えている。


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