【入間市全域版】

2007年9月議会 一般質問


《まちづくり》

地域経済の展望と市の施策について

質問 宮岡治郎
 入間市地域を取り巻く、様々な経済情勢をどのように把握・分析しているか

答弁 市長
 全般的には厳しい状況。中小小売店も含めれば、ジャスコ、アウトレットモールは重大な影響を与える。市行政全体としてプラスか、マイナスか、判断が難しい。
一般的には元気な企業が多いが、懸念されるのは既存企業のアジアへの転出。拡張用地確保の問題もあり、ニーズの具現化が左右する。狭山台の工業団地に110社が立地し、市全体の市税や雇用に貢献している。 

質問 宮岡治郎
 事業所へ支援として、入間市の取り得る施策としては、どのようなものがあるか

答弁 市長
 企業環境の整備では、道路や排水など。条例に基づく支援を継続。沢山の照会があるが、まとまった土地は狭山台西側にあり、開発には相当時間がかかる。  
入札の問題は、悩ましい問題である。バランス、説明責任に耐えうる執行が、重要。  

質問 宮岡治郎
 人口の東京都心回帰や、人口構成の高齢化等は、不可避と考えるが、長期的展望として、どのような対応が適切か

答弁 市長
 入間市は平均的だが、西武線沿線地域が今後、急激に高齢化すると予想される。高齢者・女性の能力の活用の取り組み必要ではないか。
 圏央道は中央道接続により、交通量が増大。一日当たり、約21,600台から約34,700台への増加がある。
 アウトレットとの関連は未知数だが、開業後にそれなりの対策が必要であろう。
都心回帰は今少し止まっている、日々変化している。生活環境充実によって、住みたいまちづくりが、よい影響を与える。  


《郷土史》

入間市地域の戦災の記録について

質問 宮岡治郎
 従来の資料には、どのような内容があるか

答弁 市長
 当時の豊岡町長貫井氏の町長日誌、石川氏の日誌が資料として残っている。機銃掃射や焼夷弾攻撃での被害の記録がある。警戒警報や空襲警報、飛来米軍機、救援対策にまで触れている。入間市史等に掲載されている。他にも各種団体の記録がある。

質問 宮岡治郎
 市民を対象とした、手記の収集、あるいは聞取調査等は、急務と考えるが

答弁 市長
 私も、学校時代にグラマン戦闘機の機銃掃射で、松の陰に隠れた記憶がある。あまり定かで無い記憶は、公的機関が残すのは問題がある。
博物館でも調査は継続している。しっかりとした記録であるならば保管し、次代に引き継いで行く。


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