質問 宮岡治郎
入間市内の東金子地区にある、通称『ペアーレ入間』、正式名『入間社会保険健康センター』を、入間市の施設として存続させることを求める請願があり、入間市議会で審議の結果、「趣旨採択」と決定した。
以後3か月近くが経過するが、この「趣旨採択」を受けて、入間市としてどのように処理しているか。入間市クリーンセンターからこの施設に、年間100万キロカロリーの余熱を無償で供給してきた、等の事情もあるが。
答弁 企画部長
幅広い視点から市では対応し、「採択」に近い内容として取り組んでいる。整理機構の活動などにより、企画部内にプロジェクトの検討チームを8月に設置している。
年金福祉施設の特異性、クリーンセンター建設時の地元対策、余熱利用のモデル施設、誘致をした市の姿勢、等があり、その上に行政改革の課題があり、総合的に判断する。
現在の機能での存続には、利用者、地元住民、整理機構、市も基本的に異論が無い。出来るだけ安価な経費で、整理機構から無償に近い譲渡の形を探りたい。使用料・手数料等、独自のサービスの維持・構築で、他の市施設との違いがある。
余熱利用、駐車場提供、固定資産税免除、地元対策の問題があり、整理機構の公募段階では、市は免除出来ない。但し、市や公益法人では考え方が別途構築され、行政改革の中に組み込まれて検討する。長期の存続や将来の改修計画を検討している。
その上で整備機構との調整も図る。整理機構が民間で公募がうまくいかない場合、地元自治体との調整が必要な時期も来ると思う。
再質問 宮岡治郎
執行部の処理としては「採択」に近いと伺った。整理機構が公募の後に、入間市に話しが来るのは、いつ頃と読めているのか。
答弁 企画部長
市内部の検討委員会の結論は、来年の2月と設定している。整理機構の公募の時期については、整理機構に確認しても、公募一点張りである。
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