「ハザードマップ」とは、「災害発生危険度予測地図」という訳語が当てはまる。入間市は今年度『防災ハザードマップ』を作成する。
質問 宮岡治郎
作成の根拠となるデータには何があるのか
@ 2006年に入間市内で実施した、地殻構造調査は、このデータに反映するか
A データは、どのくらい新しいものなのか
B 「揺れ」について、特徴はあるのか
答弁 市民部長
@ A 文部科学省が東京大学地震研究所に委託した地殻構造調査、地下深部断層調査で、入間市の『防災ハザードマップ』にもこのデータは反映している。埼玉県が平成19年9月に作成した『地震被害想定調査』、直近のデータである。
B 詳しいデータは特に無いが、首都直下型の場合は、初め小さな横揺れ、その後縦揺れが想定される。
質問 宮岡治郎
地震発生時の揺れやすさ等はどう図示するのか
@ どのような形態、どこを震源とする地震を想定しているのか
A 震度や危険度等、どの基準での図示となるのか
B どの位詳細に図示するのか
C 液状化減少はどのように図示するのか
D 急傾斜地の崩壊の危険箇所はどのように図示するのか
答弁 市民部長
@ 埼玉県は5つの地震を想定している。被害を立川断層帯の武蔵村山市付近の震源地を
想定している。
AB 震度別に色分けで250メートルのメッシュ図で示す。
CD 極力図で示すが、あまり多くの情報を示すと見にくいので、整理して分かりやすくする。
質問 宮岡治郎
指定避難場所等はどのように表示するのか
@ どういった避難場所や防災施設等が表示されるのか
A マップ上で、分かりやすく表示するにはどうするのか
B 家庭の「備蓄品」のチエックリストの表はどのようなものか
答弁 市民部長
@ 学校や公民館、公園、救護所、災害用の指定井戸、現地対策本部、市役所、消防、警察署など。
A 施設名称ではなく、出来るだけ図で表現。絵文字も用いる。
B 各家庭で備えておくべき、食料・生活用品、薬、貴重品などを、マップの裏側に表示する。
質問 宮岡治郎
市民の防災意識の高揚に結びつける方策は
@ 内容が正しく市民に周知されるためにとうするのか
A マップの全戸配布を段階的に行うようだが、どのような手順となるのか
B 埼玉県の補助金はどのように見込めるのか
C 入間市のホームページにも掲載する予定は
答弁 市民部長
@ 連合区長会、自主防災会の協力をいただき、各地区で説明会を予定し、具体的な説明を申し上げたい。
AB 当面1万部。今年度中に全戸配布を調整をし、埼玉県の補助金の内定が出された段階で、今年度中に全戸配布を完遂したい。
C当然より多くの市民の方々に理解をいただくよう、公式ホームページにも掲載可能となるよう調整。
質問 宮岡治郎
他の自治体の事例を参考とすると思われるが、入間市独自の工夫は考えているか
@ 埼玉県内で特に近隣市のハザードマップの作成状況は
A マップの大きさやページ数はどうなるのか
答弁 市民部長
@ 飯能市では平成20年3月に完成、狭山市は今年度中の作成、所沢市では来年度作成。
A より見やすくするため、壁などに貼っていつでも見えるように、サイズはA1で、おおむね60センチ×80センチ位。カラー刷りで、一枚ものを考えている。日頃の備えた、「我家の待ち合わせ場所」も、確認できるようにしたい。
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