質問 仏子の入間川沿いの埼玉県繊維工業試験場は廃止される。跡利用として、市では、『文化創造アトリエ』が企画されている。
本館などは、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの影響を受けた、歴史的建造物である。
@埼玉県から入間市への、土地建物の一部無償譲渡や賃貸には、条件が付いているのか。
市長 繊維関係、地場産業の振興、文化創造の拠点として10年間の利用制限がある。
A敷地と建物の概略は。建物の老朽化の程度は。
市長 敷地は無償譲渡・賃貸・河川敷で合計7577平方メートル。建物は9棟で1881平方メートル。大規模修復が必要な部分もある。
B跡地や建物の活用の、市の行政組織上の管轄と、施策上の位置付けはどうか。
市長 商工課・自治文化課・みどりの課だが、新たな窓口も必要。文化産業に限定した施設となる。
C敷地や建物の一部を、地元の公会堂に転用できるか。
市長 地域の要望も検討する。
D建物の活用と今後の保存は。補修の際には、価値を損じないように配慮して欲しいが。
市民部長 4つの用途イメージを考えている。市民が参画し、自由に使う。用途に見合った防音等もある。補修では既存の美観に配慮する。
E子供たちに、手作りの工夫でできた繊維機械や繊維製品の製造工程の展示は、教育的価値もあると思うが。
環境経済部長 繊維工房として、染色から織物まで体験できる計画がある。
F入間川河川敷の公園整備と埼玉県土木部との施策上の整合性は。遊歩道の設置はどうか。
環境経済部長 流域4市を通じて要望の段階。遊歩道は具体的な計画はない。
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